「けせら ごめんね。。。」 って2015/08/31

 昨夜遅く…。
 日記を書き終え、FB、mixi、メールのお返事がひと段落したら、急に、ものすごい無気力感に襲われた。

 歩くのもやっとで、そのまま寝ても、すぐに起きてしまい、夜中、考えていた。

 “全部 夢だったらいいのに…”

 けせらが倒れたあの瞬間からが、全部夢だったらいいのに…。
 そうしたら、もう一度会えるのに…。

 最後に、元気なけせらがいてくれて、お腹いっぱいのおいしいごはんがあげられて、思いっきりボール投げして遊んであげられるなら、私がいきなり10年とか、年をとったって構わない。

 早朝、お風呂に入って考えていた。
 けせらを、苦手な病院へ、亡くなる前日と当日の、2回も連れて行ってしまい、かわいそうなことをしたな…、って。
 病院の検査後、もう、ぐったりしちゃってた。。。

 かかりつけの動物病院には、勤務されている先生が複数いらして、皆さん一生懸命、とてもよくして下さるのだけれど、その中でも、特に、ぱぱも私も信頼させていただいている先生がいらっしゃいます。
 若いころからのけせらを診ていただいてもいて…。

 もし、けせらがどうしてもひどい状態だったら、失礼を覚悟で、その先生にお願いできないか、相談してみようとすら思っていました。

 今回、そうしようかとも思ったのですが、一歩、勇気が出なかった。
 それに、まさか今回が、その時だなんて、そこまでけせらが悪いだなんて、死んじゃうだなんて、思わなくて…。
 わかってあげられなくて、ごめんね。。。

 もし、その先生に診ていただけたなら、病院へ連れていくのが、1回で済んだかもしれない。
 2回診てもらったら、助かっていたかもしれない。

 2回も連続で連れていったのに、助けてあげられなかった。
 もし私が、あと一歩の勇気が出ていて、先生を指名できてさえいれば……。

 そう思うと、けせらに申し訳なくて申し訳なくて…。
 涙が止まらなかった。

 「けせら ごめんね。。。」 って、泣きながら何度も謝った。
 目も閉じようとしないで、…生きたかったよね? …もっと一緒にいたかったよね?

 悔しいね。。。
 ごめんね…。
 本当にごめんね…。

 夕方、ぱぱに、そのことを話して、色々話し合いました。
 レントゲンで見た気管がとても細かったこと、呼吸がつらそうだったことから、鼻の方が腫れたか何かで、細い気管でしか息ができず、最後は呼吸ができなくなったのでは?と、ぱぱは言っていました。
 背骨の痛みかもとか、心臓が悪くなったことだけじゃなく、そっちがそんなにひどい状態だということを、どうしてわかってあげられなかったのか。
 大丈夫なんだと思ってしまったのか…。
 何とかしてあげることが、できなかったのか…。

 ぱぱも色々考えていたようです。

 色々話して、2人で悔しくて申し訳なくて泣いて…。
 悔いが残って仕方なかった。

 けれど、色々話し合って、けせらはきっと、幸せでいてくれたのだと。
 そして、けなげで優しいけせらが、色々、一生懸命考えて、あの日にああいう形で、一番よい形でのお別れを用意してくれたのだと。
 だいぶ救われました。

 それでもやっぱり、どうしても、悔いは残ってしまいますね。
 もし、乗り越えられていれば、今も、ここにいてくれたのだから…。
 あの笑顔が見れたのだから。
 ふれることができたのだから。